デンベレが世界の頂点に
📰PSG悲願のCL初制覇
📰シーズン30得点超の躍動
📰バロンドール初受賞
デンベレがついに世界の頂点へ
2025年のバロンドールは、パリ・サンジェルマンのウスマン・デンベレが初受賞。28歳にしてキャリア最高の瞬間を迎えました。
昨季は公式戦約50〜60試合で30得点以上、さらに10アシスト超を記録。
国内3冠に加え、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ制覇を実現し、文句なしの主役でした。
CLでは8ゴール6アシストをマークし大会MVPを受賞。
リーグ・アンでも得点王と年間最優秀選手に輝くなど、ヨーロッパ全体を席巻しました。
2025年バロンドール順位
https://www.soccer-king.jp/news/world/20250923/2066519.html
※カッコ内は(国籍/所属クラブ)
1位 FWウスマン・デンベレ(フランス/パリ・サンジェルマン)
2位 FWラミン・ヤマル(スペイン/バルセロナ)
3位 MFヴィティーニャ(ポルトガル/パリ・サンジェルマン)
4位 FWモハメド・サラー(エジプト/リヴァプール)
5位 FWハフィーニャ(ブラジル/バルセロナ)
6位 DFアクラフ・ハキミ(モロッコ/パリ・サンジェルマン)
7位 FWキリアン・エンバペ(フランス/レアル・マドリード)
8位 MFコール・パーマー(イングランド/チェルシー)
9位 GKジャンルイジ・ドンナルンマ(イタリア/パリ・サンジェルマン→マンチェスター・シティ)
10位 DFヌーノ・メンデス(ポルトガル/パリ・サンジェルマン)
11位 MFペドリ(スペイン/バルセロナ)
12位 FWフヴィチャ・クヴァラツヘリア(ジョージア/パリ・サンジェルマン)
13位 FWハリー・ケイン(イングランド/バイエルン)
14位 FWデジレ・ドゥエ(フランス/パリ・サンジェルマン)
15位 FWヴィクトル・ギェケレシュ(スウェーデン/スポルティング→アーセナル)
16位 FWヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル/レアル・マドリード)
17位 FWロベルト・レヴァンドフスキ(ポーランド/バルセロナ)
18位 MFスコット・マクトミネイ(スコットランド/ナポリ)
19位 MFジョアン・ネヴェス(ポルトガル/パリ・サンジェルマン)
20位 FWラウタロ・マルティネス(アルゼンチン/インテル)
21位 FWセール・ギラシ(ギニア/ドルトムント)
22位 MFアレクシス・マック・アリスター(アルゼンチン/リヴァプール)
23位 MFジュード・ベリンガム(イングランド/レアル・マドリード)
24位 MFファビアン・ルイス(スペイン/パリ・サンジェルマン)
25位 DFデンゼル・ダンフリース(オランダ/インテル)
26位 FWアーリング・ハーランド(ノルウェー/マンチェスター・シティ)
27位 MFデクラン・ライス(イングランド/アーセナル)
28位 DFフィルジル・ファン・ダイク(オランダ/リヴァプール)
29位 MFフロリアン・ヴィルツ(ドイツ/レヴァークーゼン→リヴァプール)
30位 FWミカエル・オリーズ(フランス/バイエルン)
バロンドール歴代受賞者
※カッコ内は(国籍/当時の所属クラブ)
2025年 ウスマン・デンベレ(フランス/パリ・サンジェルマン)
2024年 ロドリ(スペイン/マンチェスター・シティ)
2023年 リオネル・メッシ(アルゼンチン/インテル・マイアミ)
2022年 カリム・ベンゼマ(フランス/レアル・マドリード)
2021年 リオネル・メッシ(アルゼンチン/パリ・サンジェルマン)
2020年 中止
2019年 リオネル・メッシ(アルゼンチン/バルセロナ)
2018年 ルカ・モドリッチ(クロアチア/レアル・マドリード)
2017年 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル/レアル・マドリード)
2016年 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル/レアル・マドリード)
2015年 リオネル・メッシ(アルゼンチン/バルセロナ)
2014年 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル/レアル・マドリード)
2013年 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル/レアル・マドリード)
2012年 リオネル・メッシ(アルゼンチン/バルセロナ)
2011年 リオネル・メッシ(アルゼンチン/バルセロナ)
2010年 リオネル・メッシ(アルゼンチン/バルセロナ)
2009年 リオネル・メッシ(アルゼンチン/バルセロナ)
2008年 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル/マンチェスター・U)
2007年 カカ(ブラジル/ミラン)
2006年 ファビオ・カンナヴァーロ(イタリア/ユヴェントス)
2005年 ロナウジーニョ(ブラジル/バルセロナ)
2004年 アンドリー・シェフチェンコ(ウクライナ/ミラン)
2003年 パヴェル・ネドヴェド(チェコ/ユヴェントス)
2002年 ロナウド(ブラジル/レアル・マドリード)
2001年 マイケル・オーウェン(イングランド/リヴァプール)
2000年 ルイス・フィーゴ(ポルトガル/レアル・マドリード)
1999年 リヴァウド(ブラジル/バルセロナ)
1998年 ジネディーヌ・ジダン(フランス/ユヴェントス)
1997年 ロナウド(ブラジル/インテル)
1996年 マティアス・ザマー(ドイツ/ドルトムント)
1995年 ジョージ・ウェア(リベリア/ミラン)
1994年 フリスト・ストイチコフ(ブルガリア/バルセロナ)
1993年 ロベルト・バッジョ(イタリア/ユヴェントス)
1992年 マルコ・ファン・バステン(オランダ/ミラン)
1991年 ジャン・ピエール・パパン(フランス/マルセイユ)
1990年 ローター・マテウス(ドイツ/インテル)
1989年 マルコ・ファン・バステン(オランダ/ミラン)
1988年 マルコ・ファン・バステン(オランダ/ミラン)
1987年 ルート・フリット(オランダ/ミラン)
1986年 イゴーリ・ベラノフ(ソ連/ディナモ・キエフ)
1985年 ミシェル・プラティニ(フランス/ユヴェントス)
1984年 ミシェル・プラティニ(フランス/ユヴェントス)
1983年 ミシェル・プラティニ(フランス/ユヴェントス)
1982年 パオロ・ロッシ(イタリア/ユヴェントス)
1981年 カール・ハインツ・ルンメニゲ(西ドイツ/バイエルン)
1980年 カール・ハインツ・ルンメニゲ(西ドイツ/バイエルン)
1979年 ケヴィン・キーガン(イングランド/ハンブルガーSV)
1978年 ケヴィン・キーガン(イングランド/ハンブルガーSV)
1977年 アラン・シモンセン(デンマーク/ボルシアMG)
1976年 フランツ・ベッケンバウアー(西ドイツ/バイエルン)
1975年 オレグ・ブロヒン(ソ連/ディナモ・モスクワ)
1974年 ヨハン・クライフ(オランダ/アヤックス)
1973年 ヨハン・クライフ(オランダ/アヤックス)
1972年 フランツ・ベッケンバウアー(西ドイツ/バイエルン)
1971年 ヨハン・クライフ(オランダ/アヤックス)
1970年 ゲルト・ミュラー(西ドイツ/バイエルン)
1969年 ジャンニ・リヴェラ(イタリア/ミラン)
1968年 ジョージ・ベスト(北アイルランド/マンチェスター・U-)
1967年 アルベルト・フローリアン(ハンガリー/フェレンツヴァーロシュ)
1966年 ボビー・チャールトン(イングランド/マンチェスター・U)
1965年 エウゼビオ(ポルトガル/ベンフィカ)
1964年 デニス・ロー(スコットランド/マンチェスター・U)
1963年 レフ・ヤシン(ソ連/ディナモ・モスクワ)
1962年 ヨゼフ・マソプスト(チェコスロバキア/ドゥクラ・プラハ)
1961年 オマール・シヴォリ(イタリア/ユヴェントス)
1960年 ルイス・スアレス(スペイン/バルセロナ)
1959年 アルフレッド・ディ・ステファノ(スペイン/レアル・マドリード)
1958年 レイモン・コパ(フランス/レアル・マドリード)
1957年 アルフレッド・ディ・ステファノ(スペイン/レアル・マドリード)
1956年 スタンリー・マシューズ(イングランド/ブラックプール)
※2010年度から2015年度まではFIFA年間最優秀選手とバロンドールが統合されて「FIFAバロンドール」。バロンドールは94年度まではヨーロッパ国籍対象。95年度から欧州クラブ所属選手が、2007年から全世界の選手が対象に。
挫折を乗り越えてつかんだ栄光
私自身、デンベレといえば「ケガの多い選手」という印象をずっと持っていました。
バルセロナ時代には期待に応えられず、批判にさらされることも少なくありませんでした。
それがPSGに移籍してからは、ルイス・エンリケ監督の下で才能を完全に開花。
かつての「ガラスのエース」と呼ばれた姿はもうどこにもありません。
受賞スピーチで「これは個人のトロフィーではなく、全員の勝利」と語った姿に、私は心から胸を打たれました。
人柄とチーム愛、そして努力が実を結んだ瞬間だったと思います。
PSGが示した「真のチーム力」
今回の結果で特に印象的なのは、バロンドールの上位にPSG勢がずらりと並んだこと。
ヴィティーニャが3位、ハキミが6位、ヌーノ・メンデスやドンナルンマもTOP10入りしています。
これまでのPSGは「スターの寄せ集め」と批判されがちでしたが、今季は全員が同じ方向を向き、チームとして成長したのだと思います。
その象徴が、キャリアの苦境を越えて輝いたデンベレだったのではないでしょうか。
サッカーファンが楽しめるバロンドールの見方
バロンドールは「誰が選ばれたか」だけでなく、「なぜ選ばれたか」を意識すると、もっと面白くなります。
今年なら、
・PSGが悲願のCL初制覇
・デンベレがケガから復活し大活躍
・若手ヤマルとの対比で“世代交代の象徴”
この3つが背景にありました。
来年以降も「どの大会で決定的な活躍を見せるか」に注目して観戦すると、サッカーの見方が変わりますよ。
日本で観戦を楽しむ第一歩
「世界のトップ選手の活躍を生で見たい!」と思った方も多いと思います。
でもいきなり海外観戦はハードルが高いですよね。
そんな時は、まずJリーグ観戦から始めるのがおすすめです。
国内のスタジアムでも、ゴールシーンの迫力や観客の熱気は十分に体感できます。
私も家族でよく観戦に行きますが、
・ナイター試合は比較的安くチケットが買える
・子ども連れならスタジアムのキッズサービスを活用すると便利
・アウェイ遠征は観光と組み合わせると家族旅行にもなる
こうした小さな工夫で、観戦がぐっと身近になります。
PSGやデンベレのニュースをきっかけに、ぜひ「自分の観戦体験」も広げてみてくださいね。
最後まで読んでくださってありがとうございます!
みなさんは今回のバロンドール受賞についてどう思いましたか?
「デンベレの初受賞は妥当?」「ヤマルやサラーの可能性もあった?」など、ぜひコメント欄で感想を聞かせてください♪
